「婚活の末にようやく彼氏ができたけど、ときめかない…このまま結婚していいのか?」
「ときめかない相手と結婚したとしたら、幸せになれるのか?」
信頼できる男性と出会ったのにも関わらず、恋愛で感じられる「ときめき」がなくて、将来の結婚に不安を感じている女性もいるでしょう。
そこで、
- ときめかない人と結婚して幸せになれるのか?既婚者の意見を調査
- ときめなかい人との結婚に不安…つらい婚活に戻りたくない人が考えるべき大切なこと5選
- ときめかない異性と結婚するデメリットとメリット
- 【筆者の体験談】ときめきは幸せな結婚の絶対条件なのか?
について解説します。
この記事を読むと、ときめかない異性との恋愛や結婚について理解でき、婚活で出会った男性や彼氏との将来を決断するきっかけを作れます。
ときめかない人と結婚して幸せになれるのか?既婚者の意見を調査
理想の結婚のために婚活を頑張ってきた女性にとって、幸せな夫婦になれるかは最も気になること。
ときめかない相手と結婚した時の生活をイメージできるように、既婚者の意見を調べてみたので、婚姻するかを決める時に役立ててください。
【幸せな結婚生活に必要なもの】ときめきは必須なのか?
セキララ・ゼクシィが103名の女性既婚者にアンケートをしたところ、下記の結果が得られました。
「優しい」が最も多く、次いで「リラックス」できるという理由が続いています。
ときめきとリラックスは、似つかない感情。
恋愛のきっかけとして、ときめきは大切かもしれませんが、結婚の決め手は男性に対して安心感を持てるかが重要であり、ときめきは必須ではないのがアンケート結果より考察できます。
結婚相手にときめかない?ときめきはある?
結婚している人は、パートナーに対してときめきはあるのか?
それとも、ときめかない相手と夫婦生活を続けているのか…?
Woman exciteが5000~10000人のパパママに調査をした結果をお伝えします。
出典:Woman excite
「ドキドキ=ときめき」だと判断し、ときめかない人をより明確にするために、データをグラフで整理しました。
結婚相手にときめかないと答えた人は70%と多数を占めています。
夫婦お互いにときめきがあるのは珍しいケースであり、ときめかない状態でも結婚生活を問題なく続けている人が多いと言えるでしょう。
【夫婦喧嘩の原因】ときめかない結婚は気持ちのすれ違いになる?
結婚した後に気持ちのすれ違いが行き過ぎると、最終的に行き着く先は離婚。
離婚の原因を知れたら、ときめかない相手との結婚も冷静に判断できるでしょう。
弁護士が教えるパーフェクト離婚ガイドというサイトにて調査した結果が下記です。
女性の離婚原因第1位は「性格が合わない」であり、ときめきと関連の深い「性的不調和」は第8位となっています。
性的不調和で代表的なのは「セックスレス」。
ときめきのあるラブラブな夫婦生活の有無よりも、性格の不一致が離婚原因のトップであり、円満な結婚生活に必要なのは妻の性格に寄り添える「優しさ」や「共感性」が重要だと判断できます。
夫婦喧嘩や離婚を避けたいのであれば、ときめきにこだわるよりも、相手の性格や価値観を大切するのをおすすめします。
ときめなかい人との結婚に不安…つらい婚活に戻りたくない人が考えるべき大切なこと5選
結婚は今後の人生を左右する重要なこと。
ときめかないという問題に関わらず、結婚を決断する時は誰もが少なからず不安は感じます。
不安が大きくなりすぎると冷静さを失い、幸せになるための選択肢を選べなくなるでしょう。
そこで、つらい婚活に戻りたくない人必見の、ときめかない人と結婚に悩んだ時に考えるべき大切なこと5選を解説します。
①「ときめく恋愛」か「幸せな結婚生活」のどちらを優先したいかを整理する
突然ですが、大切な質問をします。
あなたは、
- ときめきのある恋愛をしたいですか?
- 幸せな結婚生活をしたいですか?
100人いれば100通りの恋愛や結婚の価値観があります。どちらが正しいというわけではありません。
あなた自身が「ドキドキする恋愛」と「円満な家族生活」に幸せを感じるかを明確にすると、ときめかない相手との結婚を決めることができます。
厳しいことを言いますが、ときめきのある恋愛を楽しみたいのあれば、結婚は避けるべきです。
ときめきという恋愛感情は、初めはどんなに強くても、徐々になくなっていくもの。
人の脳は「慣れる」ようにできており、ときめきのあった相手であっても、ドキドキといった恋愛感情は落ち着いてきます。
もし、ときめきをいつまでも味わいたいのであれば、非現実的ですが新しい出会いを繰り返して、色んな男性と付き合っていくしかありません。
一方で、幸せな結婚生活を送るのには、ときめかない相手でも十分に達成することができます。
次項の「幸せな恋愛も結婚も二人で作り上げることを理解する」で詳しく解説しますが、幸せな恋愛も結婚も、二人で努力して作り上げるものです。
ときめかない相手との結婚に迷った時は、自分の最も大切にしたいのは「ときめきのある恋」なのか「円満な家族生活を築くこと」なのかを明確にしておくと、後悔の少ない選択をできるようになるでしょう。
②幸せな恋愛も結婚も「二人で作り上げる」ことを理解する
恋愛も結婚も、ときめかない相手と幸せを作り上げることはできます。
なぜなら、ときめきだけでは、二人の関係性は継続できないため。
どんなにラブラブなカップルも、出会った当初のような恋愛感情は落ち着いてくると科学的に証明(参考サイト~ぐるなびWEDDING)されています。
ドキドキやときめきといって感情は、恋愛ホルモン(PEA)によっても得られるもの。
このホルモンは付き合ってから徐々に低下していき、3年前後で分泌されなくなります。
ときめきをきっかけにして恋愛や結婚をした人が、相手にドキドキしなくなっても仲良くいられるのは「楽しい思い出」や「お互いを理解する努力」重ねてきたため。
付き合うきっかけとしてときめきは重要ではあるものの、仲良しカップルや夫婦でいるために何より大切なのは信頼関係です。
幸せな結婚生活をいつまでも続けたいのであれば、ときめきよりも「相手と信頼関係を築けるか」を判断するようにしてください。
ときめかない相手であっても、彼氏や婚活相手を信頼できるのであれば、夫婦で幸せな結婚生活を作りあげるのは可能です。
逆にときめきだけで結婚してしまうと、恋愛ホルモンの効力が失われた時、結婚を後悔するケースは出てくるでしょう。
③ときめかないことにこだわりすぎず相手の長所に注目する
前項にて、恋愛や結婚において信頼関係が重要と解説しました。
相手に長所が多ければ、信頼関係を作りやすくなります。
恋愛感情のときめきはなくなっていきますが、相手の長所は変化のしづらいもの。
人は一貫性のあるものに対して安心感を抱くため、パートナーに長所が多いと信頼関係を作りやすくなり、円満な結婚生活を送れるようになります。
婚活相手や彼氏の長所を考える時は、ノートに書き出すようにしましょう。
ノートに書き出すと、思考が整理されて、相手の良い点にもどんどん気づくことができます。
長所の中でも、尊敬できるところは幸せな結婚生活を送るのに重要性が高いため、マーカーなどを引いて目立つようにするのがおすすめ。
- 穏やかで優しい性格。
- 安定した仕事についている。
- 人の話をよく聞ける。
- 約束事をやぶらない。
- 悪口や仕事の愚痴を言わない
など、思いつく限り書いていってください。
ときめかないことばかりに固執すると、幸せな結婚を取り逃がす可能性が出てくるため、相手の長所を明確にしていきましょう。
ときめきのままに結婚するのは、幸せな夫婦になることを考えると危険な判断かもしれない。結婚して数年たてば、恋愛感情が落ち着いてきて、相手のイヤなところが気になってくるから(汗)
ときめく、ときめかないかは置いておいて、彼氏や婚活相手に長所や尊敬できる性格があるのは、大切なことなんだね!
④ときめきがあった異性との恋愛を振り返る
あなたの過去の恋愛を振り返った時、ときめきのある恋に成功した経験はありますか?
人の性格や価値観は、衝撃の大きい体験、継続した努力なしには変化していきません。
ときめきのある相手と恋をしようとし結果、恋愛成就をしてこなかったのであれば、ドキドキするような異性と幸せな結婚につながる可能性は低くなるでしょう。
もちろん、人間は変化や成長ができるため、ときめく相手と恋愛成就するための努力をすれば、今までの違った結果を手に入れられます。
しかし、意識や行動を変えるには少ない時間では難しいことがほとんどであり、その間にも年齢は重ねられるため、婚活する相手も限定されていくでしょう。
厳しい意見かもしれませんが、20代と30代の女性では、若い年代を好む男性が多いという現実があります。
幸せな結婚に価値観を置くのであれば、過去のときめきのある恋愛を振り返って、ときめかない相手との将来を判断するのをおすすめします。
⑤ときめきは必須なのか?円満な結婚に大切な価値観を確認する
芸能人の離婚でよく聞くのが「価値観の不一致」
結婚において、相手と価値観が大きくズレていないのは重要なこと。
離婚公正証書の作成準備を始めるというサイトにて、離婚の原因で多いのは価値観の相違と述べています。
人によっては「ときめかない」というのは、結婚において問題なのかもしれませんが、現実ではときめきよりも「価値観」の方が大切と言えます。
結婚する上で、
- 金銭感覚
- 仕事
- 育児
- 恋人以外といる時間の重要性
- 家族との付き合い方
などの価値観が夫婦になる相手と大きくズレていないのが、円満な結婚生活を送るには不可欠です。
下記の記事にて詳しく解説しているので、ときめかない婚活相手や彼氏との価値観にギャップがないかをチェックし、大きなズレがなければ、気持ちのすれ違いの少ない夫婦になれるでしょう。
ときめかない異性と結婚するデメリットとメリット
ときめかない恋愛と聞くと、ネガティブな印象を抱きますが、実はメリットも存在します。
婚活相手や彼氏との結婚に悩んでいる女性は、ときめかない恋愛のメリットとデメリットを理解することで、幸せな夫婦生活を築けるきっかけになるでしょう。
ここでは、ときめかない相手と結婚するデメリットとメリットを解説します。
ときめかない人と結婚するデメリット
ときめかない人と結婚するデメリットは、
- 恋愛でしか体験できない「ときめき」を楽しめない。
- ハグやキスなどのコミュニケーションを受けいれたり、親密な関係になったりするまでに時間がかかる。
- ラブラブなカップルを見てうらやましいと感じる。
などがあります。
ときめきをきっかけにしていない分、仲良し夫婦になるまでには時間がかかるのと、ドキドキがないため物足りなさは感じるでしょう。
しかし、幸せな恋愛も結婚も「二人で作り上げる」ことを理解するでも解説しましたが、夫があなたの話を親身に聞いてくれたり、一緒に旅行などにいって楽しい思い出を作ったりすれば、幸せな家族になることは可能です。
注意点として、新婚期にラブラブな夫婦生活をどうしても味わいたいという女性は、ときめかない人との結婚は避けた方が良いでしょう。
ときめかない人と結婚するメリット
ときめかない人と結婚するメリットは、
- ときめきを抜きにして結婚相手を選んだため、恋愛感情だけで夫婦になったカップルよりも、円満な家庭を築きやすい。
- 恋心よりも相手の長所に注目して結婚したため、旦那の残念な行動に悩まされるケースが少ない。
- 恋愛感情が少ないため、自然体でいられる時間が多い。
- 男性には追われるよりも追いたい恋愛心理があるため、結婚後も夫から女性に愛される傾向がある。
などがあげられます。
ときめかない結婚には、以外にも多くのメリットがあります。
1点だけ注意しなければいけないのは「生理的に好きになれない」と断言できる男性とは、結婚しないようにしましょう。
ときめかない相手に対して、恋愛感情以外を除いて、素敵なところがあったとしても「この人とキスは絶対にできない…」というケースでは、夫婦間に溝が生まれます。
ときめきを感じられない異性と結婚を考える時は、「メリットとデメリット」「キスやハグをするのがイヤだと断言できるか」という点に注目して、今後の付き合いを検討するのをおすすめします。
【筆者の体験談】ときめきは幸せな結婚の絶対条件なのか?
筆者は婚約まで進んだ彼女と別れて、その後新しい出合いがあり、結婚した現在に至ります。
婚約して別れた彼女、現在の嫁に対する恋愛感情を比較した結果、どちらもときめきはありました。
しかし、前者の彼女には恋愛感情はあったものの、尊敬できたり、一緒に人生を歩みたいと思ったりできるところが少なかったので、別れることになったのだと思います。
嫁と出会った時は、一目惚れというよりも会話を重ねていく中で「この人と一緒に世界1周旅行をしたら、楽しいだろうな」という思いを抱いて、付き合いたいと考えました。
- 自分の仕事が好きで、前向きに行動できる。
- ブランド品にこだわりはなく、手頃な値段の服でおしゃれを楽しむ。
- 失敗を笑い飛ばしてくれる明るい性格。
- 恋愛だけじゃなくて、自分の趣味や友達を大切にできる。
- 喧嘩になった時は、相手の立場も考えて行動できる。
- ありがとうの言葉を大切にする。
など、筆者から見て素敵な長所や尊敬できるものが、嫁にはたくさんありました。
気持ちのすれ違いは時々ありますが、ときめき以外で今の嫁にひかれたところがあるため、喧嘩が起きても仲直りできますし、今後の家族生活にも希望が持てます。
今の結婚生活に出会った時のようなときめきはありません。
でも、ときめかないことを悲観したり、別れたいと考えたりもしていません。
幸せな結婚生活に必要なのは、ドキドキとした恋愛感情よりも、信頼関係を深める行動と、お互いを理解し合う努力です。
婚活で出会った男性、現在の彼氏と結婚に迷った時は、ときめきよりも相手の長所や尊敬できるところに注目し、信頼関係を築ける努力ができる人かを判断するのをおすすめします。
まとめ~ときめかない人との結婚に迷った時は「何を大切にするか」を言語化しよう
ときめかない人との結婚が不安な女性必見、つらい婚活に戻りたくない人が考えるべきことは、
などの5つあります。
理想の結婚をするために、彼氏と付き合ったり、婚活をしたりしてきた人にとって、「ときめき」のある異性以外と夫婦になるのは不安になるもの。
一方で、幸せな結婚生活を送るのにときめきは必須ではありません。
むしろ、相手にドキドキといった恋愛感情があるのを最優先すると、逆に結婚生活が上手くいかないケースも出てくるでしょう。
ときめかない相手と結婚を考える時は「結婚で何を得たいか?」かを、あなたの言葉で表現するのおすすめします。
- ラブラブな新婚生活を絶対に味わいたい。
- ドキドキするような相手と結婚生活を楽しみたい。
- いつまでも穏やかで円満な夫婦でいたい。
- お互いを理解し合える一生のパートナーが欲しい。
①と②を重要視するのであれば、ときめきのある男性と結婚しないと達成できません。
しかし、③と④であれば、ときめかない異性と夫婦になっても手に入れることができます。
注意点として、ドキドキといった恋愛感情は同じ相手へ永久に続くものではないため、①と②は一時的なものであるというのは理解しておきましょう。
法律違反をしていなければ、結婚の価値観に正解や不正解はありません。
あなたの結婚に対する思いを明確にして、ときめかない相手との将来を検討していきましょう。
この記事を読むと、ときめかない婚活相手や彼氏との結婚について深く理解でき、幸せな恋の決断ができるになります。