【愛情不足で育った旦那】愛されずに育った大人の特徴7つと改善方法

悩んで頭を抱えている夫

「夫の気になる言動が多いのは、愛情不足で育ったのが原因?」

「愛情不足で育った旦那と円満な結婚生活を送るのは無理なの?」

などと悩んではいませんか?

愛情不足で育った男性は、他の旦那よりも家族間の問題を抱えやすく、本人も苦しんでいます。

とてもシビアな問題なため、育ってきた家庭環境を話したがらない旦那もいるでしょう。

そこで、この記事では、

  • 【愛情不足で育った旦那】7つの特徴を解説 
  • 愛情不足で育った旦那を変える6つの改善方法
  • 筆者(旦那)の体験談~愛情不足で育った過去よりも大切なことは?

などを紹介します。

この記事を読むと、愛情不足で育った旦那と上手く付き合っていく方法を見つけることができます。

目次

【愛情不足で育った旦那】7つの特徴を解説 

愛情不足で育った子どもが大人になった時、共通して見られる特徴があります。

ここでは、愛情不足で育った旦那によく見られる特徴7つを解説します。

①妻に依存的 

愛情不足で育つと人に依存的になりやすくなり、特に旦那の場合は妻に対する依存度が高くなります。

突然ですが、赤ちゃんにとって最も大切なものが何かわかりますか?

答えは「母親の愛情」。

その愛情が不足した状態で子どもから大人になると、満たされなかった母親の愛情を妻に求めることが多くなるでしょう。

妻に依存的な旦那は、

  • 妻と一緒にいないと不安になって落ち着かない。
  • 自分以外の人と妻が仲良くしているのが許せない。
  • 電話やLINEの頻度が多い。

などの言動や行動が目立ちます。

あなたの夫に依存的な言動が多い場合は、母親からの愛情が不足していた可能性が高いです。

②見栄っ張りでウソが言う

愛情不足で育った大人は見栄っ張りでウソをつく人が多い傾向にあります。

両親の愛情は、本来であれば無条件に受けられるもの。

しかし、十分に愛情をもらえずに育つと、「愛情がもらえないのは自分が良い子じゃないからだ」「愛情をもらうためには、母さんの気を引かないといけない」などと考えてしまいます。

母親の気を引くために努力した結果、学力向上などの良い方向に向かえば問題ないですが、上手くいかなった場合はウソをついたり、見栄を張ったりする言動が増えていきます。

旦那が見栄っ張りでウソが多いのは、両親からの愛情が不足していたため「愛されるべき存在にならなければいけないという不安が1つの理由になっていることがあるでしょう。

③気分が不安定

子どもの時に愛情不足で育ってしまうと不安が強くなり、気分も不安定になりやすくなります。

私達は心に安全基地があることで気分が安定します。

例えば、職場で失敗して怒られても、帰宅したら笑顔で待ってくれる温かい家族がいる。

この家族が安心できる場所、つまり「安全基地」になっているからこそ、仕事などで失敗してもまた挑戦しようという気持ちになれます。

子どもにとっての安全基地は「両親の愛情」なため、愛情不足で育った夫は、気分が不安定になりやすいでしょう。

④過度に人の顔色や評価を気にする 

過度に人の顔色や評価を気にするのは、愛情が欲しいという1つのサインです。

愛されている実感があれば、家族や他人の評価を過度に気にする必要はなくなります。

あなたは家族とケンカした時に「私の評価を下げたかな…」と強い不安を感じた経験はありますか?

この強い不安は、両親からの愛情が不足していたサインです。

両親からの愛情が不足していると「何かをしなければ愛情はもらえない」と間違った考え方が習慣になり、過度に人の顔色や評価を気にする言動が多くなります。

夫があなたの顔色を気にしたり、機嫌をとろうと必死になったりするのは、子どもの時の愛情不足が原因の可能性があるでしょう。

⑤子どもが出来てから不機嫌で育児をしない

出産前までは仲の良い夫婦だったのに、子どもが生まれてから夫が不機嫌になり、気持ちのすれ違いが多くなって悩んではいませんか?

愛情不足で育った夫は、妻が子どもに愛情を注いでいる姿を見ると「自分への愛情が無くなるのではないか?」と強い不安を感じます。

旦那の行動に、

  • 子どもが生まれてから、ワガママが多くなった。
  • 特に理由がないのに、子どもに不機嫌にあたる。
  • 笑顔で子どもに接しない。

などがあれば、妻の愛情不足を感じている可能性があるでしょう。

⑥金遣いが荒い

金遣いが荒いというのも、愛情不足で育った旦那にある1つの特徴です。

両親が子どもと過ごす時間が少なかったり、子どもへの愛情の伝え方に悩んでいたりする場合、お金をたくさんあげることで、子どもを満足させようとするケースがあります。

子どもにとって、好きなものを好きなだけ買えるのは嬉しいことですが、本当に欲しいのは「親の愛情」であるため、いくら物欲を満たしても、気持ちは満たされることはありません。

満たされない思いを、物を買うという行為で埋めようとするため、お金の使い方がどんどん荒くなっていきます。

子どもへの愛情不足をお金で解決しようとした家庭で育った場合、金遣いが荒い大人になりやすいと言えるでしょう。

⑦暴力的になりやすい

きびしい家庭環境で育った子どもは親から暴力を受けるリスクが高くなり、自分が大人になった時に家族に手を上げやすくなるでしょう。

日本子ども支援協会によると、虐待を受けた子どもが虐待をする親になる確率は約70%と言われています。

育ってきた環境が、

  • 母子家庭で、母親に育児協力者がいなかった。
  • 父親が母親にDVをしていた。
  • 両親、もしくはどちらか一方が心の病を患っていた。

などがあれば、子どもが暴力を受けるリスクが高くなります。

親から暴力を受けながら育ってしまった場合、愛情不足を感じるのはもちろん、自分自身も暴力的になりやすくなるでしょう。

愛情不足で育った旦那を変える6つの改善方法

旦那が愛情不足で育ったために、夫婦仲が悪かったり、子どもにつらくあったりしている場合は、どのように対処したら良いのでしょうか?

ポイントは夫に自信を芽生えさせて妻から愛されていると実感してもらうことです。

このポイントを押さえた上で、愛情不足で育った旦那を変える6つの改善方法を解説します。

①ほめすぎない

ほめすぎるのがいけないことだと知って、驚いた方もいるのではないでしょうか?

ほめるのはモチベーションを上げたり、自信を取り戻したりするきっかけになりますが、度がすぎると、

  • ほめられることが当たり前になって、ほめる効果がなくなっていく。
  • ほめられなかった時に他者評価が気になって、不安になる。

などが起きてしまいます。

意図的にほめるのではなく、あなたが本当にすごいと感じた時のみに限定してほめることで、旦那に自信を芽生えさせ、あなたの愛情を感じてもらえるきっかけになるでしょう。

②感謝を伝える

愛情不足の旦那に自信を芽生えさせるためには、ほめるよりも効果を発揮するのが感謝を伝える」こと。

アドラー心理学では「ありがとう」の言葉は「良い」「悪い」の評価がなく、純粋な感謝の思いが伝わるため、他者貢献ができたと実感できると説明されています。

他者貢献、つまり人の役に立つことができたという経験は自信につながり、自信がつけば「自分は愛されても良い存在である」と考えられます。

愛情不足で育ってきた旦那に感謝を伝えることで、今まで不足していた愛情が満たされるきっかけになり、家族関係も良好になっていくでしょう。

kenbo

俺が家事や育児を手伝うと、haruは毎回「ありがとう」って言ってくれるから嬉しいよ。俺も感謝を伝えないといけないと思える。

haru

時々言い忘れることあるけどね(笑)私も「ありがとう」って言われたら嬉しいし、感謝は夫婦関係を良くするのに重要だと思う。

③旦那がすぐに変わると期待しない

愛情不足の旦那が言動を変えてくれることを期待して関わると、あなたのイライラがたまっていき気持ちのすれ違いが大きくなるので注意しましょう。

他人にイライラしてしまうのは、「〇〇になって欲しい」という期待が原因になっていることがあります。

例えば、「私は家事や育児を頑張っているのだから、旦那はゴミ出しくらいするべきだ」「私は旦那に優しくしているのだから、旦那も私に優しくするべきだ」といったように、相手に変わることを期待してしまう。

期待通りに変われば良いのですが、ほとんどの場合は思い通りにはいきません。

変わらない夫を見るたびに裏切られたような気分になり、あなたのモチベーションが下がっていきます。

心理学では、行動が習慣化するには約3カ月間かかると言われています。

ダイエットして変わろうと努力しても失敗するケースがあると思いますが、自分を変えるのも中々難しいですよね。

他人を変えることは、自分を変えるよりも難易度が高いです。

旦那がすぐに変わることは期待せずに、3カ月を目安にして長い目で関わるようにしましょう。

④夫婦のスキンシップを増やす

愛情不足で育った旦那は、人から愛されている感覚が少ないため、不安が強くなり、家族を傷つけるような言動をしてしまうことがあります。

あなたがスキンシップを増やすことで、旦那に「自分は愛されている」と感じてもらえるでしょう。

例えば、

  • 旦那が家を出る前にハグやキスをする。
  • デートの時に手をつなぐ。
  • テレビなどを一緒に見る時は、旦那に身体をくっつける。
  • ボディタッチを多くする。

などがおすすめです。

夫が何かに集中している時に意図的にスキンシップをすると、イライラさせてしまうケースがあるため、デートの時やリラックスしている時にやるようにしましょう。

⑤旦那以外と話す時間を作る 

 あなたの夫には、魅力的なところもたくさんあると思いますが愛情不足で育った分、気を使うことも多くなるでしょう。

夫婦関係を良くしていくためには、あなた自身がストレスをためずに元気な状態でいるのも大切なこと。

心理学では、女性の脳は会話によって脳疲労を軽くしていることがわかっており、女性は男性よりも人と話をするのが重要になります。

旦那と会話を楽しむのは良いですが、夫婦では話しづらいこともあるため、旦那以外で信頼できる相手と定期的に会話する機会を作るようにしましょう。

⑥子どもがいる場合~旦那と一緒に子どもと関わる

 愛情不足で育った旦那は、子どもの時に両親から遊んでもらった時間が少ないため、自分の子にどのように関わって良いかわかならいことが珍しくありません。

そのため、育児を手伝ってと言われても「子どもをどうやってあやしたら良いのか?」「子どもに泣かれると拒否されている感覚になるからイヤ」という思いが生じます。

少し面倒かもしれませんが、旦那と一緒に子どもと関わることで、旦那が安心して子どもと遊んだり、世話したりできます。

旦那に子育て方法を教えるというよりも、まず「安心して子どもに関われるというのを目標にする方が良いでしょう。

筆者(旦那)の体験談~愛情不足で育った過去よりも大切なことは?

現在の筆者は、妻と子ども1人の3人暮らしです。

筆者の両親は共働きで、母親は22歳で1人目を出産し、その後3人の子どもに恵まれました。

当時の父親は単身赴任が多く、母が一人で育児をしなければいけない状態。

母親は3人の子どもを子育てする中、社会と孤立している感覚があったと話しています。

私の幼少期は、母はイライラしている姿が多く「母さんに怒られないようにしよう…」と顔色や機嫌を気にしてことが多い子どもでした。

1つエピソードを話すと、家の鉢植えを倒してしまい、私は母に外に出されてしばらく玄関に鍵をかけれるということも…。

両親から愛情を感じていなかったわけではないですが、私は「母親のような怒りっぽい女性とは、絶対に結婚はしない」と決意し、今の嫁さんと結婚した理由も「気分が安定していて、おおらかな性格」だったからです。

学生時代や社会人になっても、他人が不機嫌になっていると「もしかして、自分のせいで機嫌を悪くしているのかな?」と考えてしまう。

結婚してからも、妻の口調が少し厳しかったり、素っ気なかったりすると気になってしまい、妻に対して心を閉ざししまうこともありました。

このままじゃ駄目だと思って、自己啓発本を読みながら行動した中、一番大切だと感じたのが「自分がこんな性格になった原因を探すよりも、今後どのような人生を送りたいかをノートに書くこと。

頭で考えるだけでなく、ノートに書くことで自分が生きる目的を明確にできるため、悩みや迷いが少なくなります。

ノートに書いたのが「笑いの絶えない家族と、安心しながら生活していきたい」ということ。

気持ちは日々浮き沈みがあるもので、時々不安になったり、イライラしたりすることもありますが、それも「自然なこと」と受け入れるようにしています。

妻と子どもと関わる時間が以前よりも貴重だと感じられるようになって、以前よりも家族の時間を楽しめるようになりました。

愛情不足で育った過去を気にするよりも、今後自分がどんな人生を歩みたいのか。

それを夫婦で話し合えると、気持ちのすれ違いが少なくなり、家族関係が良くなると思います。私は妻に言葉で上手く伝えられないため、交換日記で伝えています。

kenbo

夫婦お互いに何を感じているのかわからないままだと、気持ちのすれ違いは大きくなるばかりだよね…

haru

特にkenboはイライラすると無視したりするから、何考えているかわからないままだったもんなー。それが改善されて良かったよ(笑)

まとめ~愛情不足の旦那に自信をもってもらおう

 愛情不足で育った旦那の特徴は、

です。

愛情不足で育った子どもが大人になると、不安を強く感じやすいため、家族に対して問題行動を起こしてしまうことも珍しくありません。

夫婦関係を良くしたり、旦那に育児に参加をしてもらったりするためには、妻から愛情を与えて自信をもてるように関わることが大切になります。

夫が変わるのには時間がかかるため、3カ月間を目安に長い目で関わるようにしましょう。

夫婦関係はいつも上手くいくものではありません。

仲が悪くなって会話をしなくなったり、楽しければ笑い合ったりして、調子が悪い時と良い時があるのは自然なこと。

周囲の夫婦と比較せずに、今よりもより良い夫婦関係になれるようにお互いが努力できるようになるのが理想です。

この記事の内容を実践していただくと、愛情不足で育った旦那とも幸せな家庭を築けるようになるでしょう。

 

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この記事を書いた人

1987年生まれ。ゆとりですがなにか世代。
生まれも育ちも、北海道。南国への憧れが強い。
過去に、2年付き合った女性に婚約指輪をプレゼントしたが、つらいことが重なり、お別れした恋愛経験がある。この経験のおかげで、今の嫁さんと結婚ができる。人生、何事も経験。
現在、看護師として働いており、父親としても奮闘中。

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